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独学で宅建・FP・行政書士資格取得する勉強方法について

独学で資格取得を目指す

宅建や行政書士などの資格を持っていて損をするこはありません。今の仕事で直接使わないけれどもいざ自分用に不動産を買うといった場面や親御さんの相続のタイミングなどで不動産やお金に関する資格取得で得た知識は非常に役に立ちます。でもお金をかけてまで取得するつもりはないという方も多いはず、筆者もこれらの資格取得で大金を掛けずに資格取得に臨みました。今回はお金をかけずに独学で資格取得に向けたアドバイスについて記載します。

本記事は特にFP2~3級、宅建士、行政書士、司法書士といった受験者数の多い人気の資格の独学での取得向け記事となっていますが、独学で勉強するということについては他の資格でも応用は効くと思いますので是非参考にしてみて下さい。

資格取得のモチベーションの低下の理由・長続きしない理由について

年始や転職を検討している頃というのは新しく資格の勉強を始めようとかなり気合が入っているのにいつの間にか資格取得の勉強が止まってしまう人やそもそも行動に起こす前に挫折してしまうことは多いものです。その理由の多くは以下です。

上記の①②の状態に陥ってしまい時間がすぎてしまう人はとても多いです。②について大手のLECさんとTACさんの税理士資格取得の対策講座を例に金額感を見ていくと以下となります。

いずれも10万円以上の金額感ですから覚悟を持たないとお申込みボタンは押せないですよね。「1年間の自分のスケジュールを見てこの時間帯に通うのは難しい」などできない理由が頭をよぎりがちですね。

だからまずは独学で2~3年での合格を目指すことをお勧めします。

2~3年かけて一つの試験にじっくり取り組む

資格取得というのは最短で最小の労力で合格を手にできればそれにこしたことはないのは当然ですが、結局毎年具体的なアクションに繋がらないくらいならじっくり腰を据えて賭けるお金スモールスタートでリスクなく始めることをお勧めします。短期で取得しなければいけない理由がある方はスクールの金額はしょうがないでしょう。

1年目の勉強方法について

1年目は無理をせず最安値の勉強方法を繰り返し実施し全体像を掴むような勉強をしましょう。今年は試験を受けるわけではないのだからと気楽な気分で参考書と問題集をセットで購入し好きなペースで勉強するとよいでしょう。但し問題集は繰り返し解くということが大切です。そして問題を解く量を増やすことだけに1年目は意識を持ちましょう。

1か月問題集を半分解けたのであれば来月は1か月で1冊解く!

といった具合に勉強に掛ける時間を増やすことに意識を向ける1年です。

使うテキスト・問題集について

テキストと問題集は必ず同一出版社のものを使いましょう。問題集の解説は基本的にはテキストでの説明方法に準拠していますのでテキストと問題集が異なってしまうと説明がややちぐはぐになりますし、問題集→テキストに戻る際にも時間のロスになることもあります。理想はテキストを数ページ分自分がそこそこ知っているカテゴリーの内容ページを読み、解説がしっくりくるものも(文章がスッと頭に入りやすいもの)を選びましょう。

お勧めは大手予備校などが出版している書籍です。大手予備校は使用者の意見を多く反映していますので誰でも理解しやすく最低限の表現で分かりやすくまとめられているものが多いためです。

LECの宅建士テキスト・問題集セットであれば5,445円ほどです。→参考  LEC宅建士_テキスト・問題集をみる 

教科書を読むといつも眠くなるという方には

問題集は繰り返し解くが大切という話をしましたが、問題集を解く前には当然基本となる知識を頭に入れる=インプットの時期が必要ですよね。教科書や参考書を読むといつも眠くなるという方は多いと思います。気合の問題ではなく人間の集中力はそんなに長く続かないので誰でもそういうものです。ただただ文字を目で追うのみになってしまって頭に全然入らないということは結構あります。

そんなときはYouTobeなども無料の講義を利用して知識を入れてから教科書の読むということがお勧めです。眠くなる=いまいち理解できていなからということが多く、知っていることを読んでいるときは意外と眠くならないものです。

YouTobeに良い動画がないというときには1か月980円で使い放題のオンライン講座のオンスク.jpがお勧めです。980円ですと基本の講義のみですがこれで十分ですが、特定の資格講座3か月で3,980円などもプランもありますので確認してください。オンスク.jpは比較的なライトな資格向け(司法書士や行政書士・FP2~3級・宅建士などを検討している人にはお勧めです)の講座ですが全体像を理解するためのスタートとしては1か月料金は参考書よりも安い金額ですのでお勧めです。ただ、あくまでも知識の導入として活用サイトです。

オンスク.jpのサイトを見る

2年目以降の勉強方法について

1年間同じ問題集を繰り返し解くを繰り返すことができれば2年目以降の勉強方法についても基本的には同じとなりますが、1年目で問題集を20~30回解くに至った場合には違う参考書を買ってみるといいでしょう。同じ問題集ですと問題集全体が頭に入りすぎてしまい回答が記憶となってしまっているケースがあるためです。同様の問題がでても言い回しが違う、選択肢の位置が異なると解答できないでは困ってしまいますので

また、この時期にはスクールへの通学の検討も正直ありです。

1年目には10万近くのお金をかけて不合格となってしまったときのリスクの話をしましたが、1年間の学習で自分の得意・不得意などがある程度見えてきていると思います。違う教科書・参考書やプロの解説を聞き違う角度から知識を入れることで不得意分野の対策になる場合もありますし、第一スクールは試験に合格するためのスキルが詰まっていますのでより確実に合格したいという場合には検討はありです。1年目の勉強の密度にもよりますがこの時期の10万円はすでにリスクではなく時間を1年短縮するための10万円という感じになることでしょう。

まとめ

独学での資格取得は取得までの期限が決まっているか決まっていないか(いつか取れればいい)で方法を変えた方がいいです。当然期限が決まっている場合にはそれなりの試験対策の専門のスクールに通うべきです。講師たちは1点、2点の点数アップや今年の試験の出題傾向の予想まで幅広く生徒を合格のサポートをしてくれますので確率的にはお金に見合うだけのものを提供してくれるはずです。

決まっていないという方はまずは問題集や本を購入、そしてオンライン講座などの併用していくことがおすすめです。